いこまいけ南砺
南砺市福野の祭りと観光名所
福野夜高祭
毎年5月1日と2日の開催される福野の夜高祭は、350年の伝統がある祭りです。江戸時代に南砺市福野地域(旧福野町)の町立ての際、伊勢神宮からの分霊を迎えた時に行燈(あんどん)を持って出迎えたのが祭りの始りと伝えられています。
福野曳山
福野の曳山:福野には横町、上町・七津屋、浦町・辰巳町、新町の4基の曳山があります。福野夜高祭(5月1・2日)の翌日である5月3日に曳山巡行が行われます。
旧富山県立農学校本館
旧富山県立農学校本館:木造の和洋折衷2階建て、建築面積100坪の横長の建物で、富山県の農業の近代化に貢献した学校施設であり、簡素ながら充実した意匠でまとめられた県内に現存する数少ない明治期の洋風建築です。国の重要文化財に指定されています。
安居寺(あんごじ)
安居寺は、高野山真言宗に属する寺院です。718年(養老2年)にインドの僧:善無畏(ぜんむい)三蔵により開基されました。縁談・受験・病気祈願・失い物などに広くご利益があるとされ、霊験あらたかな観音さまのお寺としてて広く信仰を集めています。
南砺市園芸植物園
南砺市園芸植物園:菊科植物を集めた展示温室とスプレー菊や食用菊の育成を行うほ場や栽培温室から成る植物園です。
富田家住宅
富田家住宅:安居寺への参道入口の左側にある大きな家です。見た感じでは、砺波地方によくある農家です。国登録有形文化財(第16-0072号)になっています。
妃の清水(ひのしょうず)
妃の清水(南砺市安居):安居寺の下を流れる御手洗川の川沿いにあり、切り立った岩壁の割れ目から湧出しています。なお、産業廃棄物最終処分場が近くにあるため「ある噂」が出て水を汲みに来る人はあまりいません(真偽の程は不明)。
恩光寺
恩光寺:福野の開祖である「阿曽 三右衛門」が、承応2年(1653年)に庄金剛寺村(現 砺波市庄川町)より福野市街地に招来したお寺です。山門が南砺市の文化財に指定されています。
三本松
三本松:旧福野町と福光町の境にあります。安居一理塚とも呼ばれています。
JR福野駅
JR福野駅:富山県西部を南北に走る城端線の駅です。城端線開業当時(1897年(明治30年)5月4日に中越鉄道として開業)の駅舎です。建物は、平屋瓦葺き、下見板張りで薄緑色のペンキ塗りとなっています。
歳の大市
歳の大市:12月27日に行われる砺波地方の冬の風物詩となっている1年の締めくくりの市です。福野中心部では、毎月2と7の付く日に朝市が行われています。
野尻城跡
野尻城跡:平安時代末から室町時代にかけて、この一帯を支配した在地領主 野尻氏の居城跡です。
御馬の松跡
御馬の松跡:江戸時代に駅継伝馬の休憩所だった場所とされ、当時この場所にあった松の木に馬を繋いだといわれています。
福野神明社
福野神明社:観光名所ではありませんが、5月1日から3日までの春季例祭では、福野夜高祭や福野曳山で多くの見物客で賑わいます。
上記以外の福野の見所
- 史跡
- 柴田屋古館跡:南砺市柴田屋271
- 栖息の松跡:南砺市二日町2003
- 滝寺跡:南砺市滝寺2550-1
- 石黒墳墓:南砺市安居字ロ
- 高瀬神社御旅所跡:南砺市江田182
- 夫婦岩・皇孫塚:南砺市寺家300,308
- 寺家新屋敷古館跡:南砺市やかた231
- 烏堂跡:南砺市本江2730
- 田屋川原古戦場:南砺市田屋255
- 天然記念物
- ツナギガヤの木:南砺市田尻(個人所有)
- モチの木:南砺市福野1803(恩光寺)
ページ先頭(南砺市:福野地区の観光名所と祭り)へもどる。
Copyright © 2006-2020 Ikomaike NANTO. All Rights Reserved.