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恩光寺
恩光寺(おんこうじ)は、福野市街地にあるお寺で、地元では「おんこ~さん」と呼ばれ親しまれています。山門が南砺市の文化財に指定されています。山門は、承応2年(1653年)恩光寺が庄金剛寺村(現 砺波市庄川町)より移転したときに、移築したと伝えられています。恩光寺は、戦国時代に増山城(現在の砺波市にある国の史跡)の城主であった神保氏の菩提寺であり、江戸時代の藩政初期に増山城主を務めた加賀藩重臣の中川宗半が葬られた寺です。
慶安3年(1650年)、阿曽 三右衛門(福野町の開祖)によって福野の町立てが行われましたが、2年後の大火で全町が焼失しました。町の再建にあたり、阿曽氏は増山から火伏せの神を祀る秋葉権現を招来し、当時無住の寺となっていた恩光寺を福野に移築しました。
南砺市指定文化財:恩光寺山門(写真:2006年5月3日撮影)
以前は、上の写真のように古ぼけた橙色の瓦屋根だったのですが現在は改修され銅葺きの屋根になっています。現在の恩光寺山門(写真:2010年5月3日撮影)
恩光寺 地図
住所:〒939-1561 富山県南砺市福野1803
恩光寺 写真
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