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安居寺
富田家住宅
安居寺への参道入口の左側にある大きな家です。見た感じでは、砺波地方によくある農家です。国登録有形文化財(第16-0072号)になっています。
富田家住宅は、入母屋造り(いりもやづくり)・平入(ひらいり)・木造2階建ての大型の住宅で屋根は総桟瓦葺き(そうさんかわらぶき)となっており、建物の正面は南東を向き、桁行は11間半(21.1m)・梁間は9間(16.7m)となっています。大正13年から昭和初期(1928年頃)に建築されました。2階部分は、未完成の状態で施工途中の様子を知ることができます。
内部の木部化粧には透き漆塗りが施され、ガラスを多用した建具など近代の和風意匠が随所に見られます。良質の木材を用い、レベルの高い大工技法が発揮されています。座敷の欄間(らんま)は、民間住宅に井波彫刻が取り入れられた初期の作品です。
なお、富田家住宅は現住住宅のため見学できません。周りから見られるだけです。
富田家住宅 地図
富田家住宅 写真
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