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五箇山
五箇山民謡
民謡の宝庫として知られる富山県 五箇山地方には30近い民謡が残されていると言われています。もっとも代表的な民謡は「こきりこ節」「麦屋節」で無形文化財に指定されています。五箇山は平家の落ち武者が住み着いたと伝えられ、農耕の合間に昔の栄華を懐かしみ唄い踊った民謡で哀調と格調高い調べが特徴です。うたい踊り続けることによって守られ、時代を越えて五箇山に息づいていきます。
「といちんさ節」「四つ竹節」などは庶民の生活に根ざした民謡でユーモラスで楽しい唄です。「お小夜節」は男女の悲哀を唄った悲しい唄となっています。
通年で五箇山民謡の実演を楽しめる観光施設はありませんが、9月に南砺市で行われる城端むぎや祭と五箇山麦屋まつりおよびこきりこ祭りの3つのイベントで五箇山民謡を伝える保存会による民謡と踊りの披露(競演会)が行われます。なお国重文の村上家住宅と白山宮のある上梨地区には、五箇山民謡に関する資料館であるこきりこ唄の館があります。
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