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城端むぎや祭


 麦屋節の歴史は、五箇山に住みついた平家の落人たちが、都での栄華をしのび農耕の合間に唄い踊ったと伝えられ、哀調を帯びた麦屋節ときびきびした直線的な振りは格調高く、いにしえの武士の風格がうかがえます。城端むぎや祭は9月中旬(敬老の日直前の土・日開催)に行われる富山県を代表する民謡の祭りです。むぎや祭は、1951年(昭和26年)に第1回むぎや祭が開催され、その後毎年行われています。「城端別院 善徳寺」と「じょうはな座(南砺市城端伝統芸能会館)」でむぎや踊り競演会が行われるほか、街並み踊り(坡場の坂・浄念寺前・瑞泉寺前・JR城端駅前・出丸町通り)、民謡を現代風にアレンジした「じゃんとこいむぎや」が城端地区の市街地で開催されます。
 競演会では城端地区の 10町(新町/西下/東上/西上/栄町/西新田/出丸/野下/大工町/東新田 = 2009年) が出演し、麦屋節こきりこ節古代神四つ竹節といちんさお小夜節など五箇山民謡と踊りを披露します。2006年の競演会では、東新田、西上、四葉会が優秀賞を受賞しました。
 2006年には、初めての試みとして「じょうはな座」において、競演会の優秀団体・越中五箇山麦屋節保存会・越中五箇山筑子唄保存会・越中五箇山民謡保存会・白川郷民謡保存会による特別競演会が催されました。五箇山民謡としてはトップクラスの団体による唄と踊りで会場は熱気に包まれました。
 2010年は記念すべき第60回目の開催となり、城端むぎや祭が例年より1日長い3日間続き、9月18日から20日に祭りが開催されました。
 
城端むぎや祭(写真:2006年9月17日撮影)
城端むぎや祭
 
城端むぎや祭のスケジュール(2013年版)、 過去の日程: 2010年 2009年
むぎや踊り講習会
むぎや踊り講習会  むぎや踊り講習会:じょうはな座の前の広場で一般の方を対象に講習会が行われます。むぎや踊りの菅笠の扱い方がポイントでクルクル回すのが特に難しいようです。
むぎや踊り審査会
むぎや踊り審査会  むぎや踊り審査会:城端むぎや祭の初日に城端別院会場で開催され、城端地区の11町・2団体が参加し踊りを競演します。麦屋節、こきりこ節、古太神、四つ竹節、といちんさ、お小夜節など五箇山民謡を楽しむことが出来ます。各町内の子供も参加し、可愛いむぎや踊りが会場内を沸かせます。
特別競演会
特別競演会  特別競演会:昨年の競演会の優秀団体・越中五箇山麦屋節保存会・越中五箇山筑子唄保存会・越中五箇山民謡保存会・白川郷民謡保存会による民謡と踊りがじょうはな座で披露されました。
街並み踊り
街並み踊り  街並み踊り:じょうはな座 会場や城端別院会場の舞台での踊りも良いですが観客とステージが離れているので・・・。街並み踊り会場ではまさに目の前で唄と踊りを楽しめます。城端地区の市街地の4つの場所(坡場の坂・浄念寺前・JR城端駅前・出丸町通り)で行われています。
 
城端むぎや祭 会場 地図、駐車場
 
  1. 城端別院会場(善徳寺)
  2. 城端伝統芸能会館「じょうはな座」
 

 
城端地区の観光名所
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