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五箇山民謡
麦屋節
麦屋節(むぎやぶし)は、同じく五箇山の「こきりこ節」と八尾の「おわら節」と並んで富山の三大民謡と言われています。なお麦屋節は、「五箇山の歌と踊」として国重要無形民俗文化財に指定(1973年(昭和48年)11月)されています。平家の落人が深山に隠れ住んだ伝えられ、哀愁を帯びた調子が特徴の民謡です。
麦屋節の歌詞
麦や菜種は二年で刈るが、麻が刈られうか半土用に。
浪の屋島をとくのがれ来て、薪こるてふ深山辺に。
烏帽子狩衣脱ぎうちすてて、今は越路の柚刀。
心淋しや落ち行くみちは、川の鳴瀬と鹿の声。
川の鳴瀬に布機たてて、波に織らせて岩に着せる。
鮎は瀬につく鳥は木にとまる、人はなさけの下に住む。
伝承団体:越中五箇山麦屋節保存会
麦屋節踊り(写真:2009年9月24日 五箇山麦屋まつりにて撮影)
麦屋踊り(男性の笠踊り、2009年9月24日撮影 1分50秒)
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