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五箇山民謡
文句入麦屋節
文句入麦屋節の歌詞
一、竹の切口「すこたんこたんなみなみちゃんぶり
ちょいと溜り水」澄ます濁らす出ず減らず
二、昔芭蕉の葉に「一筆啓上仕り候そこもと御無事」と
書いたるけれど今は松の葉にただ一字
三、竹に雀は「あちらの山からこちらの山へと
千羽や万羽の雀が
一度に一羽ものこらず
チンチンバタバタ羽うちそろえて
七竹や、八竹カラ竹 大みょう小枝のこぼそい
ところに片羽かたげて
片足もちやげて かわいらしい顔して」
しなやことまる
とめてとまらぬ イロのみち。
四、もちの米なら「一、ニ斗、ニ、三斗、四、五斗、五、六斗」
アヅキ三斗ほしい山の「桜の小枝のこぼそいところに」手ぎねをみておいた
五、江戸の歳福寺の「蔵の森サギの首は細くて
長くてまん中ほどで
ギックリ曲って」ナリ首長い、それでなければ
「江戸の歳福寺の蔵のきり窓へ」のぞかれん
伝承団体:越中五箇山麦屋節保存会
文句入麦屋節(写真:2009年9月24日 五箇山麦屋まつりにて撮影)
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