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城端
瑞泉寺
瑞泉寺(ずいせんじ)は、綽如上人によって開基された浄土真宗西本願寺派の寺院です。山号は「杉谷山」です。本願寺と織田信長が戦った石山戦争の講和を知らせる顕如からの手紙「顕如消息(瑞泉寺古文書)」が伝えられています。この古文書は、1580年(天正8年)に織田信長との戦が終わった時に本願寺第11代宗主顕如が全国の主だった本願寺派の門徒に対して講和の趣旨を知らせた消息文です。越中では井波・瑞泉寺と勝興寺(現在の高岡市伏木)の2つのお寺に渡されました。井波の瑞泉寺が1649年(慶安2年)に東本願寺派へ転派したため、西本願寺派として残った城端の瑞泉寺にこの古文書が伝えられています。
なお城端の瑞泉寺は、井波の瑞泉寺と較べるとかなり小さなお寺です。観光としては、特に見るべきものもありません。普段は、山門も閉まっています。山門に向かって右手に境内への入口があり本堂の前まではいけます。
瑞泉寺(写真:2008年7月26日撮影)
城端 瑞泉寺 地図(Map of Zuisen-ji Temple, Johana, Nanto, Toyama, Japan)
住所:富山県南砺市城端1030
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