いこまいけ南砺
いこまいけ南砺 > 福光

法林寺歴史街道


 道の駅 福光の近くを流れる瞞着川(だましがわ)沿いに造られた散策路です。散策路には棟方志功の作品である「瞞着川板画巻」の板画(13柵)が点在しています。
 棟方志功は、昭和20年4月に戦争疎開で福光に住みはじめ、昭和26年11月まで滞在しました。大きな蛍が舞い、河童伝説のある瞞着川(地元では黒豆川と呼ばれていたが、河童にちなんで棟方が「瞞着川:だましがわ」と命名)を好んで訪れたそうです。地元に伝わる河童伝説を聞き、「瞞着川」と題する散文を書き、その文章を入れた「瞞着川板画巻(全39柵)」を昭和23年(1948年)に製作しました。
 
法林寺歴史街道

瞞着川の蛍

瞞着川は、地元では有名な蛍の名所です。一番多く蛍を見られる場所は、道の駅 福光周辺の川沿いです。蛍が生息しやすいように川の護岸をコンクリートから土に戻したようです。蛍を多く見られる時期は6月の上旬から中旬です(2007年は6月10日前後でした)。国道304号線に近いため車の往来が多く写真撮影には不向きです。
蛍の乱舞
蛍蛍の光

棟方志功 瞞着川板画巻

法林寺歴史街道に点在する板画は、昭和50年に安川電機グループのカレンダーを作成するため棟方志功の「瞞着川板画巻」から選んだ13柵です。
瞞着川
瞞着川
吉千代右衛門ところの
吉千代右衛門ところの
来たモンがあったのヂャ
来たモンがあったのヂャ
の様にネバネバじゃ
の様にネバネバじゃ
ネンネを抱かせてくれと
ネンネを抱かせてくれと
河童の版画
河童の版画
ネムがこの頃まっ盛りで
ネムがこの頃まっ盛りで
すぐ側の池に大きくガポッ
すぐ側の池に大きくガポッ
裸婦の版画
裸婦の版画
そろそろ河伯も出たい頃
そろそろ河伯も出たい頃
唾をつけたり落としたりして
放題、鯉か恋にでも抱きつき
こんな事を言って瞞着川の
 
法林寺歴史街道(だまし川) 地図(Google Map)
 

 
福光の観光名所
福光美術館棟方志功記念館松村記念館福光城址福祉の家 光龍館JR福光駅道の駅 福光法林寺歴史街道光徳寺宇佐八幡宮樋瀬戸の念仏道場華山温泉ささら屋富山干柿医王山イオックス・アローザ福光の春祭り小矢部川の桜並木
ページ先頭(南砺市福光:法林寺歴史街道)へもどる。
Copyright © 2006-2020 Ikomaike NANTO. All Rights Reserved.