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出丸町 曳山
出丸町 神像「布袋」
出丸町曳山の神座にのる神像は「布袋(ほてい)」です。現在の神像は、1762年(宝暦12年)に荒木和助が製作し、1846年(弘化3年)に9代目 小原治五右衛門が首や手足を修復し、胴と団扇を新調したものです。布袋は、中国唐代の禅僧です。四明山に住み、福々しい容貌で体躯は肥大で腹を露出し、いつも布ぶくろを持って喜捨を求めて歩いたと伝えられています。弥勒の化身とされ、円満の相は招福の画材として多く描かれ、七福神の一人となっています。
なお、曳山の原作が製作された1720年(享保5年)の神像は「尉と姥」でした。尉と姥の人形は、脇人形「旗持唐童子と笛吹唐童子」に改造され現在でも使用されています。
写真は、5月4日に行われた宵祭りの出丸町 山宿の飾り山に展示された布袋の神像です。
布袋
曳山の神座に安置された神像「布袋」(写真:2013年5月5日撮影)
提灯山でライトアップされている神像の布袋(写真:2009年5月5日撮影)
左前方から見たライトアップされる神像「布袋」(写真:2012年5月5日撮影)
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