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庵屋台
西上町 庵屋台
西上町にある庵屋台の原作は7代目 小原治五右衛門が京都祇園の一力茶屋(参考:現在のお茶屋 一力亭)を模したものと伝えられます。現在の庵屋台は、京都の料亭を模した数寄屋造りで、1915年(大正4年)から翌年にかけて竹下理三郎により製作され、1956年(昭和31年)に近代城端塗の技をあつめて塗り上げられたものです。
西上町 庵屋台(写真:2008年5月5日撮影)
提灯姿となった西上町の庵屋台(写真:2012年5月5日撮影)
西上町 庵屋台の詳細写真
庵唄(恵友会)
- 2007年、我がもの
我がものと思えばかろき 傘の雪
恋の重荷を肩にかけ いもがり行けば 冬の夜の
川風寒く 千鳥なく 待つ身につらき 置きごたつ
じつにやるせがないわいな
- 2008年、空ほの
空ほの暗き 東雲(しののめ)に 木の間がくれの ほととぎす
鬢のほつれを 掻きあぐる 櫛の雫か しずくが露か
ぬれてうれしさ 今朝の雨
- 2009年、玉川
玉川の 水に晒せし雪のはだ
積る口説の その内に とけし島田の もつれ髪
思い出さずに 忘れずに 又来る春を 待つぞえ
- 2010年、宇治茶
宇治は茶どころ さまざまに 中に噂さの 大吉山と
人の気に合う 水に合う 色も香もある 濡れた同志
粋な浮世に やぼらしい ンこちゃンこちゃこちゃ
濃い茶の 仲じゃもの
- 2011年、手鏡に
そよ風に そっと紅ひき手鏡に
映らぬものと 知りながら 重ねてみたい君が顔
燃える想いは 陽炎の ゆらゆらゆらと ゆらゆらと
- 2012年、忍ぶ恋路
忍ぶ恋路は さてはかなさよ
今度逢ふのが 命がけ よごす涙の お粧も
その顔かくす 無理な酒
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