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大工町 庵屋台


 大工町にある庵屋台の原作は明治31年の城端大火で消失し、明治41年に復元されました。庵部分は、平安時代の貴族・在原業平(ありわら の なりひら)の別荘を模したもので、前後の庵を風流な橋で結び、周りには「かきつばた」「おしどり」の造り物を配しています。高さは3.06メートルあります。他町の庵屋台では庵と水引幕の間にある「重(じゅう)」と呼ばれる部分に欄間がほどこされていますが大工町の重だけは彫刻がありません。その代わりに庵の周りにかきつばたとおしどりを配して装飾性を上げているのかもしれません。
 
大工町 庵屋台(写真:2009年5月5日撮影)
大工町の庵屋台
 
提灯姿となった大工町の庵屋台(写真:2011年5月5日撮影)、庵唄所望
提灯姿となった大工町の庵屋台
 
大工町 庵屋台の詳細写真
庵

かきつばた
かきつばた

おしどり
おしどり

欄間
欄間

水引幕
水引幕

庵唄(冠友会)
 

 
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城端曳山祭 庵屋台

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