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五谷山 西勝寺


 西勝寺(さいしょうじ)は、室町時代の文明年間(1469年~1487年)に創建されたと伝えられる浄土真宗 真宗大谷派(東本願寺)の寺院で、山号は五谷山です。南砺市の史跡に指定されています。
 戦国時代の元亀元年(1570年)から天正8年(1580年)にかけての織田信長と本願寺による石山合戦の際には明恵が五箇山の塩硝(火薬の原料)を集めて本願寺勢に参陣したといわれています。石山退出後の教如上人が訪れ、寿像を授けたとされています。江戸時代には加賀藩から手厚い保護を受けました。西勝寺には茅葺き屋根の山門(鐘楼門)があり、江戸時代の明和年間(1764年~1771年)に飛騨の匠によって建立されたと伝えられています。楼上の梵鐘は、明和4年(1767)9月鋳造、加賀鋳師の名門「藤原朝臣平井但馬守伊永」の作です。本堂は大正10年(1921年)に再建された建物です。
 
西勝寺(写真:2006年6月10日撮影)
西勝寺
 
西勝寺の写真
山門
山門
(鐘楼門)
本堂
本堂
門前寺標石
門前寺標石
 
西勝寺 地図
場所:富山県南砺市利賀村坂上1269
 

 
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