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寿川念仏道場


 寿川地区にある県指定文化財建造物に指定された寿川念仏道場は、かつて真宗門徒の念仏道場が営まれていた建物です。後世の変更箇所が少なく、造立当初の姿に近いものといわれています。創立年代は不明ですが、喚鐘の刻銘によって1754年(宝暦4年)にはこの地に道場が存在していたことが判明しており、1820年(文政3年)に再建に着手し、翌年3月に完成したのが現在の建物と考えられています。
 建物の規模は、桁行 6間半、梁行 3間、背面5間となっています。外観は、寿川地区で見られる民家の形状に近く、柱上の実肘木や一軒の化粧垂木と向拝の形式が寺院風になっています。内部は、外陣、欄内、内陣、左右余間から構成されています。内陣三間に押板風仏壇、右余間に一間の仏壇を備え、左余間は後堂に続く控えの間となっています。
 寿川念仏道場の見学は外観のみで内部の公開はされていません。また、駐車場もありません。
 
寿川念仏道場(写真:2009年9月24日撮影)
寿川念仏道場
 
寿川念仏道場 地図
住所:富山県南砺市寿川444
 

 
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