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袴腰山 登山
袴腰山 展望櫓
袴腰山展望櫓は、袴腰山 山頂 1,159mから北西へ約100メートルの場所(標高 1,150m)にあります。鉄製の展望台で、5メートル?ほどの高さがあり、山の上にあるものとしてはかなり大きな部類です(南砺市にある山の展望台としては最大級)。
展望櫓には、東側と西側の2本の梯子が掛けられてます。西側の梯子は、登りきった櫓上部の手摺りを潜る必要があるのでちょっと危険です。この展望櫓に登る時は、峰越登山口から袴腰山 山頂 1,159mを経て、この場所に来た道順どおり、東側の梯子から登るのが正解です。梯子の段数は、16段あります。高所恐怖症の人には、キツイかもしれません。
ほぼ垂直の梯子を頑張って登ると、360度の視界が開けます。とか書いていますが、実際には東側だけは展望が良くありません。櫓の中央には「袴腰山頂上方位盤」というのがあり、陶製タイルの東西南北を示す方位盤が設置されています。よくある銅製の円盤を使った山並み風景盤はありません。その代わりに、櫓の手摺り4面に山並み風景図が貼り付けられています。風景盤の線刻よりも、10倍ほど見易く、山座を特定し易いです。
袴腰山展望櫓(写真:2014年6月16日撮影)
登ったからには怖くても、降りなければならない(写真:2014年6月16日撮影)
なお、こんなに高い展望櫓にはとても登れない場合は、この櫓の場所をバイパスするような形で北側に登山道が通っており、袴腰山北側の風景(散居村で知られる砺波平野、臼中ダム、城端ダム、桜が池など)を眺めることが出来ます。
袴腰山展望櫓 地図
- 袴腰山展望櫓:標高 1,152メートル
- 1068メートル ピーク東側の高圧鉄塔:標高 1,061メートル
- 1068メートル ピーク:標高 1,068メートル
- 鳥越峠:標高 990メートル
- 袴腰山頂南部 五箇山側展望地:標高 1,150メートル
- 袴腰山最高地点 1,163m:標高 1,163メートル
- 袴腰山 山頂 1,159m:標高 1,159メートル、南側には池ノ平を眺められる展望地があり、西側には展望櫓があります。
- 中腹休憩場:標高 1,090メートル
- 袴腰山小屋:標高 986メートル、城端山岳会が建てた避難小屋(無人)があります。
- 峰越登山口:標高 900メートル
袴腰山頂上方位盤(写真:2014年6月16日撮影)
円柱部分には、東側に「袴腰山頂上方位盤」、北側に「商工会創立30周年記念 平成3年5月26日」、南側に「富山の自然100選 袴腰山 標高1,163米」と黒書きされています。また西側に「袴腰山登山者名簿入」と浮彫りされた扉があり、扉を開け円柱内部にノート等を入れられるようになっています。2014年6月16に行った時は空洞でした。
方位盤
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袴腰山登山者名簿入
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で、怖い思いをして登った袴腰山展望櫓からの眺めはどんなものかと言うと「こんな展望」です。袴腰山展望櫓から眺めた360度パノラマ(写真:2014年6月16日撮影、パノラマ合成)
北側の展望が特に開けています。砺波平野の山麓側に位置する城端や福光の街並みが見え、医王山もよく見えます。西を眺めると、これから行く三方山があり、その先には猿ヶ山があります。更に視線を南へ向けると石川県の霊峰・白山の雪をいただいた峰々が続きます。南東は、今来た袴腰山の山頂で眺めが遮られ遠望できません・・・。東は、利賀の金剛堂山や富山市の白木峰を眺めることが出来ます。
北から東の展望
東から南の展望
南から西の展望
西から北の展望
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