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福野の曳山
浦町・辰巳町曳山
浦町・辰巳町の曳山の製作年は、文政年間(1818〜1829年)と考えられています。2004年には木彫りの里として有名な井波(福野に隣接する地区)で曳山彫刻の下絵が発見されています。
本座は素戔鳴尊(すさのおのみこと、天照大神の弟)です。上山は雛台になっており、朱塗りの擬宝珠高欄(ぎぼうしゅ こうらん)と白木の高欄の二重構造になっています。見送りは、金箔押しの鏡面板で白象に子供が戯れる「唐子遊び」が木彫彩色されています。雛台の下には欄間が二重になっており、上が堆黒(ついこく)で波に龍が戯れる木彫彩色、下が白木に菊が彫刻されています。腰幕は、ラシャの朱色の幕です。
夜高祭(5月1/2日)には曳山蔵において、曳山のライトアップ展示が行われます。
浦町・辰巳町曳山(写真:2010年5月3日撮影)
浦町・辰巳町曳山の各部位の写真
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