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上町・七津屋曳山


 現存する福野曳山における最古の記録によれば、文政3年(1820年)「曳山、屋台併蔵普請入払帳」なる古冊子に曳山の格納蔵の普請がされ、文政元年(1818年)頃には曳山・屋台の一応の体形が出来ていたと云われています。
 本座は神功皇后で、武内宿禰(たけのうち すくね)が陪従しています。曳山全体が船の姿をし、船首には翼(2.3m)を広げた木彫りの鷁(げき:水鳥。強風に耐えて飛ぶことから水難よけに飾ることが多い)が飾られています。船の上には唐破風付き入母屋造りの屋根があります。
 5月1日と2日の福野夜高祭には上町にある曳山蔵において、曳山と庵屋台のライトアップ展示が行われます。
 
上町・七津屋曳山(写真:2010年5月3日撮影)
上町・七津屋の曳山
 
上町・七津屋曳山の各部位の写真
本座人形(神功皇后)
本座人形
:神功皇后
船鉾
船鉾
鷁
(げき)
高欄
高欄
中壇の彫刻
中壇の彫刻
地山の彫刻
地山の彫刻
車輪
車輪
標旗
標旗
庵屋台
庵屋台
 

 
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