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新町曳山


 新町曳山は、文政3年(1820年)頃に作られ、神明社の例祭に曳き廻されたと古文書にあります。当時、疫病の流行や天災は神の仕業と考えられ、神を鎮めるため日々の安泰と豊穣を祈ることを目的として曳き山が行われました。
 本座は橋弁慶牛若丸です。硯屏は、水波に龍・松竹梅に虎・雲に麒麟・唐子遊びなどの精緻な彫り(井波彫刻)に金箔が施されています。高欄の欄間は、漆塗りでホゾ構造による組立て式です。鉾留(ほこどめ)は、ほら貝です。
 
新町曳山(写真:2010年5月3日撮影)
新町の曳山
 
新町曳山の各部位の写真
本座人形(橋弁慶牛若丸)
本座人形
:橋弁慶牛若丸
弁慶
弁慶
牛若丸
牛若丸
鉾留
鉾留
:ほら貝
花傘
花傘
花籠
花籠
高欄
高欄
硯屏
硯屏
地山の彫刻
地山の彫刻
車輪
車輪
金具
金具
腰幕
腰幕
 

 
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