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旧五箇山街道ハイキング


 旧五箇山街道(きゅう ごかやま かいどう)は、五箇山地方と砺波平野の最南端の城端を結んでいた道です。この旧五箇山街道は、中部北陸自然歩道「朴峠牛方をしのぶ石畳の道 12.2km」のハイキングコースとして整備されています。昔は、五箇山地方の上梨集落下梨集落の人々が城端への道として利用した山道で、その道は上梨集落から相倉集落(世界遺産)、鹿熊峠、梨谷集落(現在は廃村)、朴峠、人喰い谷唐木峠、旧城端町若杉集落(廃村)を経て、城端へ至っていました。若杉集落跡から唐木峠への坂道には石畳が残っています。
 
旧五箇山街道(写真:2006年5月21日撮影)、若杉集落跡の登山口
旧五箇山街道
 
朴峠牛方をしのぶ石畳の道 コース概要
旧五箇山街道登山口(若杉集落跡、標高530m)~0.8km(0.8km)~唐木峠(標高680m)~0.8km(1.6km)~人喰い谷~1.0km(2.6km)~横渡り~0.6km(3.2km)~朴峠(標高850m)~0.1km(3.3km)~お助け小屋~0.6km(3.9km)~立石~0.8km(4.7km)~梨谷川~0.3km(5.0km)~梨谷集落跡~1.6km(6.6km)~鹿熊峠(標高730m)~3.7km(10.3km)~相倉集落(標高400m)~1.9km(12.2km)~上梨集落
 
旧五箇山街道 地図(Google Map)
 
旧五箇山街道への交通アクセス
 至極不便です。下り口の相倉集落または上梨集落にはバス停(加越能バス:一日4往復)があります。上り口の若杉集落跡は、山の中で縄が池に向かう高清水林道の中間地点(国道304号線から約4km)にあります。若杉集落跡へは公共交通機関が無いため、基本的には自動車の利用となります。車を利用する場合でも上り口と下り口が異なるため「2台の車で最初に相倉まで行き1台を駐車場に置き若杉集落跡まで戻ってハイキングへ出発」と多少ややこしいことが必要です。
 また高清水林道は、土砂崩れなどで頻繁(2年に一度程度)に長期間の通行止めとなることがあります。この場合は国道304号線から高清水林道へ入る付近に広い平地があるのでそこに駐車し、高清水林道(アスファルト舗道)を4kmほど歩くことになります。
 なお自動車を利用できない場合は、JR城端駅から約5km歩き、国道304号線から高清水林道へ入り、さらに4km歩き若杉集落跡まで行き、旧五箇山街道をハイキングした後、相倉集落から加越能バスで帰ってくること(日帰り)も理論上は可能です。相倉集落は世界遺産に登録されており、合掌家屋の民宿もあるので、ハイキングと世界遺産観光を兼ねて一泊すると面白いかもしれません。
 

 
南砺市で登山とハイキング(あいうえお順)
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