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井口地区
赤祖父湖
赤祖父湖(赤祖父溜池)は、農業用水の補給用ため池として、南砺市の旧井口村・旧城端町・旧福野町の400haにおよぶ田畑を潤しています。
用水が少なかった赤祖父郷では、古くから12の集落の人々が赤祖父山麓を水源涵養林として大切に守ってきました。そして、ここを水源とする赤祖父川から、用水を順番に田へ引き込むために大変苦労していました。いったん旱魅(かんばつ)が続くと水争いをする事もあり、特に大正15年の旱魁被害は大きく、用水不足解消するために赤祖父川(小矢部川の支流)を堰止め、ため池を造ろうとの声が上がりました。関係者の努力の末、昭和7年9月 大野から東西原地内約3haの敷地に19万8千m3の土を盛立て76万m3の貯水をする「県営赤祖父郷用水補給事業ため池築造工事」が起工されましたが、太平洋戦争による労働力の不足などから工事は難航して遅れ、昭和20年6月にようやく完成しました。その後50年経過し、漏水等の老朽化が目立ち始め、平成9年から12年にかけて改修工事が行われ、現在の姿となりました。
赤祖父湖には、ヘラブナが多く棲み、平日でも多くの釣り人が訪れています。赤祖父湖畔は、赤祖父レイクサイドパークとして整備され、ヘラブナ釣り、テニスコート、パットゴルフ場、芝生広場、バーベキュー広場、ゆーゆうランド花椿(温泉)などがあります。
秋の赤祖父湖
赤祖父湖 地図
住所:〒939-1877 富山県南砺市持掛谷35
赤祖父湖 写真(赤祖父湖パノラマ写真)
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