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安居寺
本堂
安居寺の本堂は、1979年(昭和54年)に建てられたコンクリート造りの立派なお堂です。本堂には、富山県指定文化財(彫刻)に指定されている「木造見返阿弥陀如来立像」が安置されています。この阿弥陀仏は、非常に珍しい形状で、正面を見ず、わずかに首を左に曲げるしぐさの姿(見返と言うほど後方を見ているわけではありません)です。半等身のヒノキ材の寄木造りで、室町時代の作です。室町以前の見返阿弥陀如来像は、全国でも数体しか確認されておらず非常に貴重な仏像です。
また本堂手前の境内には、しだれ桜や山桜が植えられ桜の季節には美しい姿を見せます。しだれ桜の下には投光機が設置され、夜桜見物(例年4月下旬から5月上旬頃)も可能です。
安居寺 本堂(写真:2013年6月7日撮影)
雪に覆われた冬の本堂(写真:2011年2月3日撮影)
安居寺 本堂(写真:2006年4月16日撮影)
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