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福野夜高祭
ケンカ行燈
夜高祭の2日目の深夜に行燈のケンカ(正式な名前は引き合い)が行われます。夜10時前から上町通りに各町の大行燈が「上り行燈」と「下り行燈」の二手に分かれて並び始め(並び順は毎年変わります)、若衆達が車座になって一升瓶の回し飲みや夜高節を唄いながら徐々に盛り上がってきます。11時ごろに「裁許」と書かれた丸提灯を持った関係者が集まり事前打ち合わせ。なんやかやと、観客をじらしながら、だいたい11時半ごろにケンカが始まります。
ケンカは、上町通りに並んだ下り行燈(止まっている)の横を上り行燈が通り過ぎる際に行います。行燈の上部に乗った若衆が相手方の山車や釣物の飾りに手をかけたり足蹴りをしながら行燈を壊し合います。5メートル近い高さで争うの若衆は命綱を付けています(昔は無かったような気がします、当然転落事故もありました)。なお、7町の行燈のなかで御蔵町だけは中立でケンカを行いません。
七津屋(左)と辰巳町(右)の大行燈によるケンカの様子(写真:2007年5月2日撮影)
七津屋(左)と横町(右)の大行燈によるケンカの様子(写真:2008年5月2日撮影)
ケンカ行燈の写真
ケンカ行燈を行っている各町大行燈の写真
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