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医王山 登山
国見から鳶岩ハイキングコース
中級向けのコースで約4時間です。
ちょっと自信ある人は、鳶岩(とんび岩)を目指すのもいいです。国見ヒュッテに車を置き、百万石道路を南へ約300メートル歩き、登山口である堂辻からハイキングコースに入ります。堂辻からしばらく平坦な道が金山峠への分岐点(鳶岩へのコースを離れて金山峠・三千坊展望台へ行く道)まで続きます。分岐点を過ぎしばらく行くと「梯子坂」と呼ばれる急坂を下ります。かなり急ですがロープがあるので、何とかなります。下りきった場所に沢があり、「沢の分岐点」と呼ばれています。堂辻から沢の分岐点までで約150m下ったことになります。次がこのコース最大の難所と言われる「へつり:カニの横ばい(鎖場)」です。流紋岩の山肌を横方向へ進みます。遥か下には、白姫滝が見え「あ〜、滑り落ちると、逝っちゃうな」って場所です。カニの横ばいを抜けて、しばらく歩くと「鳶岩登り口」です。ここは分岐点になっており、真っ直ぐ行くと三蛇ヶ滝、大沼のある大池平(国民休養地)へ出ます。
登り口には「初心者不向き」との看板が出ています。登り口から鳶岩までは、標高差80m程度です。ずっと岩場です。高度感があるので迫力は満点。流紋岩なので、シマシマの文様が入っており手がかりも足がかりも良いです。鎖も張られているので、岩が濡れていなけれ登るのは比較的安全。下るのは止めておくのが無難です。登りきった場所にある大きな岩が鳶岩。いちおう先端まで行けるみたいですが、私は遠慮しました。鳶岩(650m)から痩せ尾根を通って目と鼻の先に次のピークである鳶ヶ峰(標高668m)があります。大沼が良く見えます。
尾根づたいに歩き林に入った所に分岐点があります。小さな看板で「金山峠へ」と書かれています。分岐点から入る道は「中尾新道」で、白兀山まで行くことが出来ます。新しい道なので、今まで来た道ほどしっかりとしたコースではないですが迷うほどのことはありません。所々に「金山峠へ」の看板があるので見落とさなければ、「沢の分岐点」へたどり着けます。途中から沢場を歩きます。「梯子坂」を登るのは多少きついですが、先ほど下った道なので意外と短く感じます。
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