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南砺市の近代建築物
旧授眼蔵図書館
旧授眼蔵図書館は、福野出身の建築家である吉田鉄郎(旧姓 五島、逓信省で多くのモダニズム建築を手がけた人物で京都・東京・大阪の中央電話局が代表作)が東京大学建築学科に在学中に設計し、1919年(大正8年)に建てられた鉄筋コンクリート造り平屋建ての建物です。開館当時は、西方寺の私設図書館として始まり、後に福野町立図書館として利用されました。なお現在は、福野の図書館は福野文化創造センター「ヘリオス」に移転し、図書館としては利用されておらず、西方寺の一角の木々に覆われた境内に人寂しく建っています。
現在はどの様に利用されているか不明ですが、かつて図書館として利用されていた時は、建物の左側に玄関があり、中央に閲覧室、右側に蔵書室がありました。床は板張りで、昭和40年代から昭和50年代ですら老朽化が進み、床がギシギシ鳴っていたので、現在はかなりの状態になっていると思います。
旧授眼蔵図書館(写真:2010年5月2日撮影)
旧授眼蔵図書館 写真
窓
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屋根の鴟尾
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旧授眼蔵図書館 地図
住所:〒939-1561 富山県南砺市福野1543(西方寺の境内)
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