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金剛堂山 登山
歌碑のある1630メートル・ピーク
金剛堂山 山頂(前金剛)から中金剛への風衝草原の登山道を歩くと、2つ目のピークに花崗岩の石碑があります。これは、江戸時代末期の1853年(嘉永6年)に富山藩10代藩主前田利保が西白木峰(現在の金剛堂山)に登った時に山頂で詠んだ歌を刻んだ歌碑です。歌碑の文字が判読し難いですが、前金剛にあった「金剛堂山の記」の碑文によれば「飛騨 信濃 木曽の峰々 みな見えて 西は残さぬ 白木峰かな」と刻まれているらしいです。ただし、後日写真をじっくり見ると、漢字ではなく、実際の碑文の文字はひらがな使いが多いようです。歌碑の礎石部分には従者として共に金剛堂山へ登頂した家来達の名前も刻まれています。こちらの文字はクッキリ印刻されているので簡単に判読できました。
歌碑のある1630メートル・ピーク(写真:2015年5月23日10時25分撮影)
歌碑のある1630メートル・ピーク 地図
歌碑のある1630メートル・ピークを中心とした金剛堂山への登山ルート上のポイント
- 1451メートル・ピーク
- 栃谷登山口から4km地点:標高 1500m
- 金剛堂山 山頂(前金剛):標高 1637.8m
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- 歌碑のあるピーク:標高 1630m
- 中金剛:標高 1650m
- 奥金剛:標高 1616m
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歌碑(写真:2015年5月23日撮影)、歌の文字は東面に陰刻されています。が、パット見ても読めません。
歌碑礎石部分には従者の名前(写真:2015年5月23日撮影)
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