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西下町曳山 軒裏


西下町曳山の軒裏は、黒塗りの扇垂木で、軒縁・垂木端・破風板などは叩き地金箔塗が施されています。扇垂木とは、垂木の並べかたの一種で、垂木を扇状(放射状)に配した形式で、別名「禅宗様」とも呼ばれています。実際の建物では、禅宗の建築に多く見られます。軒裏を扇垂木としているのは、6基ある城端曳山の中ではこの西下町曳山だけです。また西下町の方に伺った話では「この扇垂木は、京都の祇園祭や高山の屋台にも無い珍しい形式」とのことです。
 
西下町曳山 軒裏(写真:2011年5月5日撮影)
西下町曳山 軒裏
 

 
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城端曳山 軒裏

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