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福野神明社遷座祭祝詞

いこまいけ南砺

 天保三年(1833年)福野神明社遷座祭祝詞(てんぽうさんねん ふくのしんめいしゃ せんざさい のりと)は、天保三年(1833年)に福野神明社が新築された際の遷座祭に読まれた祝詞です。文章は佐野(現在の高岡市)の十村(とむら、加賀藩の農政制度で農村の監督・徴税を行う農村の指導者)で国学者の五十嵐篤好、書は野尻の十村 菊池之則によるものです。この祝詞には、材木が小矢部川を運ばれたことや宮大工、世話役の名前が書かれています。現存する祝詞として富山県内でも古い部類で、作者や年代がわかる貴重な史料です。この福野神明社遷座祭祝詞は、1990年(平成2年)1月21日に福野町指定文化財(古文書、現在は南砺市指定文化財)となりました。
 

 
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