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井波彫刻総合会館
前田三四郎
井波彫刻は、安永3年(1771年)瑞泉寺本堂再建の際に、京都より呼びよせた東本願寺の御用彫刻師「前川三四郎」により伝えられたとされています。当時、三四郎は丸山清之、清水安之丞とともに井波へやってきて障子側蟇股を、その31年後に山門正面の唐狭間(からさま)「雲水一疋竜(波に龍)」を彫り上げました。
そして、当時井波の拝領地大工であった九代目番匠屋七左衛門に彫刻の技術を伝授しました。これにより井波に彫刻師がうまれ、現在300名余りが従事する日本一の木彫産地が形成されることになりました。
この前田三四郎像は、当時最初に井波へやってきた頃(青年時代)の姿を再現したものです。原型制作:元井波彫刻伝統産業会館館長・板橋一歩(故人)。
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