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西下町 神像「堯王」


 西下町曳山の神座にのる神像は「堯王(ぎょうおう)」です。城端曳山の中で最も古い人形で、1716年(享保元年)に木屋仙人(木屋五郎右衛門)が彫造し、1766年(明和3年)に荒木和助・木屋儀右衛門・木屋九平の3人によって修復されました。
 堯王は、古代中国の伝説上の聖王で、舜王(堯王の子)と並んで中国の理想的な帝王とされています。西下町の曳山は「諌鼓山」と名付けられています。諌鼓とは君主に対して諌言しようとする人民に打ち鳴らさせる太鼓です。堯王は善政を施したので諌鼓が鳴らされることが無く、鶏が太鼓に巣を作ったほどであったと云われています。山の名前はこの故事にちなんで付けられました。
 
写真は、5月4日に行われた宵祭りの西下町 山宿の飾り山に展示された堯王の神像です。
(写真:2013年5月4日撮影)
西下町 神像
 
堯王
堯王
 
西下町曳山の金箔天井に映る堯王の神像
西下町曳山の金箔天井に映る堯王の神像
 
曳山の神座に安置された神像「堯王」(写真:2013年5月5日撮影)
曳山の神座に安置された神像「堯王」
 
提灯山でライトアップされている神像の堯王(写真:2011年5月5日撮影)
提灯山でライトアップされている神像の堯王
 

 
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城端曳山 神像

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